この連載は、Tableau初心者向けの全20回講座です。
毎日1テーマずつ、サンプルデータを使って、データ可視化の基本をやさしく実践形式で学んでいきます。
第14回では、ダッシュボードの「見やすさ」や「使いやすさ」をさらに高めるための詳細設定方法をご紹介します。サイズや余白の調整、ナビゲーション用のボタン設置など、少しの工夫で見た目の印象も操作性も大きく変わります。
デザイン面にまで気を配ることで、ユーザーにとって親切で心地よいダッシュボードを作成できるようになりますよ。

この記事でわかること
  • ダッシュボードのサイズを適切に設定する方法
  • オブジェクト間の余白を調整して見やすくする方法
  • ナビゲーション用のボタンやリンクを設置する方法
  • ツールチップやタイトルの最適化ポイント

はじめに

これからTableauを始めたい初心者の方向けに、5月12日(月)から平日毎日1本ずつ、Tableauの使い方を学べる「1日1題」連載をスタートしました!

この講座は、読むだけでも楽しめる“読み物形式”の連載です。
「やってみたいな」と思ったら、無料で使えるTableau Publicを使って、実際に手を動かしながら学ぶこともできます。

ダッシュボードサイズの調整

まずはダッシュボードの全体サイズを設定しましょう。Tableauでは、以下のサイズ設定が可能です。

  • 固定サイズ:特定の幅と高さを指定(例:1200×800px)
  • 自動サイズ:表示するデバイスに応じて伸縮
  • 範囲指定:最小・最大のサイズを指定して調整可能

推奨:固定サイズを選ぶと、意図したレイアウトを崩さずに保ちやすくなります。

オブジェクト間の余白を整える

チャートやテキストの間に適度な余白を設けることで、情報が詰まりすぎず、視認性が上がります。

  • ブランクオブジェクトの挿入で余白を確保
  • パディングの調整(オブジェクト右上の▼メニューから設定)

「見やすさ」は「伝わりやすさ」に直結します。

ツールチップ・タイトルの最適化

  • ツールチップ:過不足なく、ユーザーにとって価値ある情報を表示しましょう。

→ シートで設定したツールチップは、ダッシュボードでもそのまま表示されます。
 ユーザーが迷わず理解できる内容になっているか、再確認しておきましょう。

  • タイトル:ダッシュボード全体の目的や内容がすぐに伝わるように記載

→ フォントサイズや配置も調整して、デザインを統一

ファイルの保存を忘れずに

ファイル→名前を付けて保存(保存:上書保存、名前を付けて保存:新しいファイルとして保存)
拡張子は.twbx

まとめ

ダッシュボードは単にグラフを並べるだけではなく、「伝える力」や「使いやすさ」が問われるアウトプットです。サイズ・余白・ナビゲーションといった細部に配慮することで、見た目も機能性も格段にアップします。

次回予告|第12回:ダッシュボードを作ってみよう
→次回は、これまで作った複数のシートを組み合わせて表示する「ダッシュボード」を作成してみます。
グラフをまとめて見ることで、全体像の把握や比較がしやすくなりますよ!お楽しみに!