この連載は、Tableau初心者向けの全20回講座です。
毎日1テーマずつ、サンプルデータを使って、データ可視化の基本をやさしく実践形式で学んでいきます。
第3回は、Tableauの基本練習でよく使われる「サンプル – スーパーストア」データセット。
まずはこのデータの中身を理解して、Tableauでの分析に備えましょう。

この記事でわかること
  • Tableau公式サンプルデータ「スーパーストア」とは?
  • データの構造(列・行・データ型)
  • 「Orders」シートの主な項目と意味
  • サンプルデータのダウンロード方法

はじめに

これからTableauを始めたい初心者の方向けに、5月12日(月)から平日毎日1本ずつ、Tableauの使い方を学べる「1日1題」連載をスタートしました!

この講座は、読むだけでも楽しめる“読み物形式”の連載です。
「やってみたいな」と思ったら、無料で使えるTableau Publicを使って、実際に手を動かしながら学ぶこともできます。

「サンプル – スーパーストア」とは?

「サンプル – スーパーストア」は、米国のオンラインストアを想定した架空の売上データです。
Tableauを学ぶ初心者から上級者まで、幅広く使われているExcelファイルの公式サンプルデータで、カテゴリ・地域・注文日・売上・利益などの情報が含まれています。

Excelサンプルスーパーストア

sample_-_superstore.xls Ordersシート

データは「列 × 行」でできている

表形式のデータでは、「列(カラム・フィールド)」と「行(レコード)」 によって情報が整理されています。

  • 列(カラム・フィールド):それぞれの列には、共通の項目(属性)が入ります。
    例)「国」列には「日本」「アメリカ」などの国名が入る、「売上」列には金額が入る、など。
    ➜ 列は「何の情報か」を表しています。
  • 行(レコード):1件1件のデータ(出来事や取引など)を表します。
    例)ある注文に関する情報(注文日、商品名、売上額、顧客名 など)が1行にまとめて記録されています。
    ➜ 行は「ひとつのデータ単位(記録)」です。

たとえば、ある行を見れば「2024年1月1日に東京で椅子が1個売れた」といった、具体的な出来事が読み取れます。

Tableauのデータソース表示

Excelと同じく、横方向が「列(項目)」、縦方向が「行(データ)」で表示されます。
さらに、各列には「テキスト」「数値」「日付」などのデータ型
があり、グラフの種類や使い方に大きく関わります。

sample_-_superstore.xls OrdersシートをTableauで開いた画面

「Orders」シート全項目一覧(全21列)

「Sample – Superstore.xls」の Orders シートに含まれる全項目(列)を、日本語訳・データ型・簡単な説明とともに一覧表でまとめました。

英語(項目名)日本語データ型内容・補足説明
Row ID行ID数値データの識別用(連番)
Order ID注文IDテキスト注文単位の識別子(例:CA-2016-152156)
Order Date注文日日付商品が注文された日付
Ship Date出荷日日付商品が出荷された日付
Ship Mode出荷方法テキスト出荷の配送タイプ(例:Standard Class)
Customer ID顧客IDテキスト顧客を識別するID(重複あり)
Customer Name顧客名テキスト顧客の氏名
Segmentセグメントテキスト顧客の分類(Consumer, Corporate, Home Office)
Countryテキスト国(基本的にすべて「United States」)
City市区町村テキスト顧客の所在地の市区町村
Stateテキスト顧客の所在地の州(例:California)
Postal Code郵便番号数値顧客所在地のZIPコード
Region地域テキスト地域(West, East, Central, South)
Product ID商品IDテキスト商品を識別するID
Categoryカテゴリテキスト商品のカテゴリ(Furniture, Office Supplies, Technology)
Sub-Categoryサブカテゴリテキスト商品の詳細カテゴリ(例:Chairs, Binders)
Product Name商品名テキスト商品の正式名称
Sales売上数値注文の売上金額
Quantity数量数値注文された商品の個数
Discount割引数値割引率(例:0.2 = 20%割引)
Profit利益数値注文による利益額

サンプルデータのダウンロード方法

1. ダウンロードページへアクセス

Tableau公式サンプルデータページ にアクセス

2. データセットをダウンロード

「スーパーストアの売り上げ」データセット(XlS)をクリックしてダウンロード。

sample_-_superstore.xlsがダウンロードされます。(ファイルは英語です。)

3. 今後の連載で使うので、保存しておきましょう!

デスクトップなどわかりやすい場所に保存しておきましょう。

まとめ

「サンプル – スーパーストア」のデータは、Tableauを学ぶうえで広く使われている定番のサンプルデータです。
項目ごとの意味やデータの構造をあらかじめ理解しておくことで、今後の分析やグラフ作成がスムーズになります。
このサンプルデータは、Tableau公式サイトからどなたでも無料でダウンロードできます。まずは実際に手を動かして、データに親しむところから始めてみましょう。

次回予告|第4回:データ接続方法/保存方法
→次の記事では、この「スーパーストア」データをTableauに読み込んで、データを確認しながら保存するところまでをご紹介します。
Tableauファイルの拡張子についても丁寧に解説しますので、初めての方も安心して進められます。お楽しみに!